アルゴス・赤い壁 の変更点
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#ref(Ver. 2.1「ルート77 ~呪われた道路~」情報一覧/story2.1b.png) 鍵穴の隙間から 垣間見た恐怖の影 今夜、物語は続く―― |~期間|2024年12月26日(木)5:00~2025年1月9日(木)4:59| |~報酬 |雨の雫、育成用素材| *時系列 [#bbca30bf] -「ルート77 ~呪われた道路~」本編後、ヴェルティと別れたあとの話。 *考察 [#x4f72fdf] **舞台 [#lcf6fa2e] 1話では「とある南部の町」としか示されないが、アルゴスの独白から米墨国境を流れるリオ・グランデ沿いにあり、かつフォートワースからテキサス州を横断するほどの距離があることが示唆されており、テキサス州西部に位置するエル・パソ付近の町と思われる。7話で初めて「ラリンズ」(英語版では「San Laredo」と全く違う名称で呼ばれる)という地名が明かされるが、結末の解釈によっては1話の町とは違う場所を示している可能性もある。 ***San Laredo [#oa2a0953] 英語版の地名、「San Laredo」は似た地名がテキサス州に実在する。ウェブ郡の郡庁所在地Laredo(ラレド)で、リオ・グランデ北岸にあるところも作中の描写と一致するが、人口26万人の貿易都市で、冒頭でアルゴスが同じ田舎町として引き合いに出した人口1万人のスイートウォーターとは比較にならない大都市である。あくまで名を借りただけで、「San Laredo」と「Laredo」は別の町なのだろう。 **アルゴスに語り掛けているのは誰か [#yd1b9341] 5話「血まみれの暴行」でロデオに挑むアルゴスの脳内に響く声の主が途中から牧場主のウェイドではなく「ウェイド?」に変わっている。その場で実際に聞こえている声であれば「?」を付ける必要はなく、これ以降、アルゴスに聞こえているものが事実と異なる可能性を示唆しているのではないか? 8話「アプリコットの色」で、アルゴスが「信頼できない語り手」であることが示唆される。 また、「ルート77 ~呪われた道路~」本編にて、チューズデーがアルゴスの視力と神秘術の力は喪われているような発言(16話「あなたは食べ過ぎてしまったの。そのせいで肝心な時に目が使えなくなってしまったのよ」)をしており、この時点でのアルゴスが「視たもの」の正確性には疑問が残る。「赤い壁」は一貫してアルゴスの主観で物語が語られており、作中、アルゴスの「視たもの」は全てアルゴスの想像や願望の見せた幻である、と仮定すると7話までのアルゴスが突き止めた「真相」もすべて怪しくなってくる。 **7話の謎の邦訳 [#z6883eeb] アルゴスの道程として、「オハイオ州へ急行した」とある。オハイオ州は合衆国の北東に位置し、南西のテキサス州からだとほぼアメリカ国土の横断であり唐突な印象がある。後段でアルゴスが「ハンター」と対峙したとき「広範囲を移動し~彼が生計を立てているからだ」と納得するが、一般的な猟師の行動圏としてアメリカ横断は現実的とは言い難い。 同箇所は英語版だとコロラドに向かう途中のオクラホマパンハンドル(コロラド州とテキサス州の間に「鍋の取っ手(panhandle)」のように割り込むオクラホマ州の突出地帯)となっており、位置関係としてはこちらの方が自然である。 また、ロシア語を話す「ハンター」に対しアルゴスが「どこから来た、ドバイか?」と問いかけるが、これも英語版ではモスクワか? と訊いている。 いずれも単純な誤訳でそうなるとは考えづらく邦訳担当に何らかの意図があるものと思われるが、話を理解するうえでは英訳の方が自然である。他にも邦訳だと「古い石炭発電所」となっている箇所が「古い原子力発電所」だったり、ダイナーで頼んだメニューが異なったり、本筋とは関係ない箇所でも英語版とは細々とした違いがある。 **信頼できない語り手 [#t95bd6fd] 8話「アプリコットの色」で、アルゴスが「信頼できない語り手」であることが示唆される。 また、「ルート77 ~呪われた道路~」本編にて、チューズデーがアルゴスの視力と神秘術の力は喪われているような発言(16話「あなたは食べ過ぎてしまったの。そのせいで肝心な時に目が使えなくなってしまったのよ」)をしており、この時点でのアルゴスが「視たもの」の正確性には疑問が残る。「赤い壁」は一貫してアルゴスの主観で物語が語られており、作中、アルゴスの「視たもの」は全てアルゴスの想像や願望の見せた幻である、と仮定すると7話までのアルゴスが突き止めた「真相」もすべて怪しくなってくる。